令和6年度長崎県市民後見人候補者養成研修 【基礎編】レポート
生活支援・権利擁護市民後見人候補者養成研修【基礎編】を開催しました!
島原市、大村市、松浦市、壱岐市の4会場をオンラインでつなぎ、9/10・9/17・9/24の3日間、標記研修会を開催しました。
本研修は、県内において、同じ地域に住む住民の視点で支援する「市民後見人」候補者を養成することを目的としています。判断能力が不十分であっても住み慣れた地域で安心安全に暮らしていく権利を守り、財産管理や身上保護等を地域で支えていくため、一定の基礎知識と技術を身につけた市民が将来的にその担い手となり、「市民後見人」として活躍することが期待されています。今回計26名の市民の方々のご参加がありました。
研修内容
- 成年後見制度
- 日常生活自立支援事業
- 認知症、障害者等対象者の理解
- 対象者をとりまく危険
- 意思決定支援 etc.
実際に後見業務を行っている社会福祉士や司法書士等の専門職をはじめとした講師をお招きし、「市民後見人」として必要な基礎的知識、技術、心構えを学びました。
研修参加者の感想
- 成年後見制度とは何なのか、少し難しかったが、どうしたら、どうすれば、どこまで可能なのかが理解できた。制度について自分でも勉強して理解していかなくてはいけない。今後の法改正なども着目したい。
- 寄り添う。密になる。人と人とのつながりを大切にしながら、被後見人さんが良かったと思えるように関わりを持ちたい。やんわりとイメージがついた。
- 周りの目配りが必要である。相談しやすい場をつくってあげる事が大切であり、自分の家族にも話してあげようと思った。
研修会場の様子
10/8(火)からは【応用編】の研修が始まり、福祉サービスや具体的な市民後見人の職務について学んでいきます。今年度の参加申込みは終了しておりますが、ご興味のあられる方は来年度のご参加をぜひご検討ください!
投稿日時|2024年9月30日11時26分