【西海市】結びあう絆・民児協176~躍動民児協最前線~
民児協すべての民生委員・児童委員は、市町村の一定区域ごとに設置される「民生委員児童委員協議会」(略称:民児協)に所属し活動をしています。この市町村の一定区域ごと(町村は、原則として町村全域で一つの区域)に民児協を設置すべきことは民生委員法に規定されていることから、この民児協を「法定単位民児協」と呼んでいます。
民児協は、一人ひとりの民生委員・児童委員を会員とする組織であり、個々の委員活動を支える役割を果たします。それぞれの民児協は互選により決定された代表者(会長)のもと、課題別の委員会・部会を設置するなどにより組織的な活動も行っています。
長崎県内においても21市町に176地区の法定単位民児協があります。
長崎県民生委員児童委員協議会(略称:県民児協)で年2回発行している広報誌「ながさき県民児協だより」にも掲載されている各地域でのさまざまな活動をご紹介していきます。
本日はこの地区です!
西海市大瀬戸(おおせと)地区民児協
人 口:5,017人 世 帯 数:2,580世帯 高齢化率:44,8%
地区担当委員 26名 主任児童委員 2名 (令和6年6月末現在)
西海市大瀬戸地区は西海市南西部に位置し、角力灘に面しています。
65歳以上高齢化率44.8%、75歳以上高齢化率23.8%の超高齢地域で、交通の便が悪かったりと不便なところはありますが、昔ながらのつながりが残っていて「おたがいさま」の気持ちがある自然豊かな地域です。
定例会
毎月第2金曜日に実施し、事例研修では委員の活動事例の紹介や活動上の悩みなどを話して情報共有をしています。また社協や行政からも参加があり、連携して活動を進めていく体制ができています。
主な取り組み
●月1回の役員会で定例会の内容などを確認して通知を送付している。



●月1回地区内11ヵ所で行っている「ふれあい食事サービス」において、取りまとめ、調理、会場設営、レクリエーションなどに協力しています。


●行政区ごとに設置されている地域福祉連絡会に参加し、行政区長・福祉推進員と地区内の情報を共有しています。
●地区会、部会をそれぞれ年に1回開催し、委員の資質向上を図っています。
●高齢者等宅訪問

今後の取り組み
少子高齢化が進む中、相談内容も多様化してきていますが、いろんな関係機関と連携を取りながら、住民の方身近な相談役として活動を進めていきたいと思います。また、定例会や研修会等で委員の資質向上を図るとともに、委員同士の繋がりを深め活動がスムーズにできるような環境を作っていきたいと思います。
(西海市大瀬戸地区民児協 会長 河野 幸良)
県民児協ではこれからも各地域での民生委員・児童委員の活動をいろいろご紹介していきたいと思います。
今回掲載した内容は下記リンクからも見ることができます。
次回は皆さまがお住いの地域の民児協が載るかもしれません。
ぜひ、ご覧ください!
【お知らせ】令和7年12月は3年に一度の一斉改選が行われます。
民生委員・児童委員の任期は3年間となっており、令和7年12月には3年に一度の一斉改選が行われます。
県内で活動されている民生委員の皆様をはじめ、新たに活動してくださる仲間(委員)を探しています。
民生委員・児童委員についてお知りになりたい方は、下記リンクを覗いてみてください。全国での活動を
動画で見ることができます。
投稿日時|2025年7月15日16時25分