“長崎県内の社協における災害対応”について本会事務局長が講話

地域福祉

時津町社協「能登半島地震に伴う災害支援活動報告会」

令和6年12月15日(日)、時津町社会福祉協議会表彰式が開催され、長きに亘り福祉事業の推進に貢献された8名の方々に表彰状・感謝状が浦川裕水会長から贈呈されました。

また、当日は参加された社協役員・評議員の他、町内の民生委員児童委員、社会福祉施設等関係者約60名を対象に、引き続き「能登半島地震に伴う災害支援活動報告会」が開催され、“長崎県内の社協における災害対応”をテーマに、本会事務局長 鶴田が講話の機会をいただきました。

講話では

  • 近年頻発する災害の状況、災害ボランティアの歩み
  • 社会福祉協議会(以下、社協)に災害ボランティアセンター(以下、災害VC)運営が求められる理由
  • 市町災害VCの主な業務
  • 本会における市町社協への支援
  • 市町社協にお願いしたいこと 等について話をさせていただきました。

被災地の一つである石川県珠洲市災害VCには、4月8日以降九州ブロック相互応援協定に基づき、長崎県内の社協職員35名が応援職員として派遣され、当日は時津町社協から派遣された地域福祉課 牧野拓也さんからの報告も行われました。

九州ブロックからの応援派遣については、12月20日(金)からの第56クールで最後となりましたが、現地では復旧・復興への道のりはまだまだ続きます。

このため講話の中では、

「過去の災害や被災地・被災者のことを忘れないことが一番大事で、私たちはそれらを教訓として

  • 各種マニュアルや協定内容の定期的な確認、見直し
  • 平時からの災害ボランティアの人材育成・確保、訓練の実施

が求められている」 のだと強調させていただきました。


本会では、市町社協支援及び災害ボランティア関連事業として、今回のように講演や講話等に職員を派遣いたしますので、ご活用ください。


投稿日時|2024年12月24日14時30分